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メディアコンバータとは?メディアコンバータは、イーサネットや他の通信プロトコルをあるケーブルタイプから別のタイプ(通常は LAN の CATx/UTP から光ファイバケーブル)に透過的に変換するネットワーク機器です。多くの場合、メディアコンバータはペアで使用され、光ファイバを LAN ネットワークに挿入し、伝送距離を延長、電磁妨害への耐性を高めます。また、LAN を拡張し、リンク速度と光ファイバモードを変換します。 メディアコンバータのメリット
メディアコンバータの種類LAN → 光ファイバ メディアコンバータLAN ベースのイーサネット機器を、光ファイバリンクで接続できます。光ファイバケーブルでリンクをさらに長く延長し、ノイズや妨害からデータを保護し、帯域幅容量を追加することによりネットワークの将来の拡張に備えることができます。 このメディアコンバータの製品紹介は こちらをご覧ください。 ファイバ → ファイバ メディアコンバータ異なる光ファイバネットワークを接続し、ある波長から別の波長へ変換します。シングルモード光ファイバとマルチモード光ファイバ間や、デュアル光ファイバとシングル光ファイバ間の接続を行います。 このメディアコンバータの製品紹介は こちらをご覧ください。 PoE メディアコンバータPoE 機器に対し、信頼性と費用対効果の高い光ファイバで伝送距離を延長します。また LAN UTP ケーブルを介して IP 電話、ビデオ会議、IP カメラ、Wi-Fi などの機器に電力を供給します。 このメディアコンバータの製品紹介は こちらをご覧ください。 スタンドアロン・シャーシベース メディアコンバータスタンドアロン メディアコンバータはコンパクトで、AC か DC 電源を使用します。一般的に、ポイントツーポイントの設置で 1 つの LAN リンクを光ファイバケーブルに変換するために使用されます。簡単に運用でき、自動 MDI/MDIX、リンク障害パススルーなど、ネットワークに役立つさまざまな機能を提供します。 シャーシベースのメディアコンバータは、データセンタや機器室など高密度に機器が配置された場所で使用されます。ネットワークスイッチと一緒にラックに取り付けられ、レガシースイッチの LAN ポートを光ファイバに変換します。 マネージド・アンマネージド メディアコンバータネットワーク管理者がマネージド メディアコンバータを使うと、、データ、帯域幅、トラフィックを完全に制御できるようになります。また、最適なパフォーマンスと信頼性の実現と維持に、ネットワークを安全にリモート管理し、問題を解決することができます。中規模から大規模運用を必要とするメディアコンバータ環境に最適です。 このメディアコンバータの製品紹介は こちら をご覧ください。 アンマネージド メディアコンバータは、設置や問題解決が簡単な「プラグ&プレイ」コンバータで、マネージドコンバータとは異なり、同じようなレベルの監視、障害検出、構成を提供しません。 商業用・産業用 メディアコンバータ商業用メディアコンバータは、室内温度が制御されている一般的なオフィスやデータセンタ向けに設計されています。ネットワークの伝送距離を延長し、LAN ベースの機器の寿命を延ばす費用対効果の高い方法です。極端な環境に対応する必要のない商業用に最適です。 産業用メディアコンバータは、ツイストペアケーブルとマルチモードかシングルモードの光ファイバケーブル間でデータを変換し、ネットワークの伝送距離を延長します。極端な温度(-40℃〜75℃)と過酷な条件に耐え、冗長電源設計を特長とし、高衝撃と振動のある場所向けに設計されているため、産業用ネットワークに最適です。産業用メディアコンバータは、ビルオートメーション、石油やガスの掘削、採掘などに一般的に使用されています。 このメディアコンバータの製品紹介は 商業用メディアコンバータ 、産業用メディアコンバータをご覧ください。 メディアコンバータの用途と活用例
どのメディアコンバータを選ぶべきか?メディアコンバータを選択する前に、現在と将来のネットワーク要件を考慮する必要があります。 用途に最適なメディアコンバータの選択については、ホワイトペーパー「メディアコンバータによる費用対効果の高い光ファイバ接続の実現方法」 をダウンロードして、ご覧ください。 |