RS-232はRS-232CやTIA/EIA-232-Eとしても知られており、コンピュータ、端末、モデルの間のインタフェースに関する、一連の電気的・機能的・機械的な仕様となっています。RS-232規格はEIA(米国電気工業協会)によって開発され、DCE(モデム、コンバータなどのデータ通信装置)や DTE(コンピュータ、コントローラなどのデータ端末装置)機器の接続の要件を定義しています。
この規格は機能的にはITU V.24/V.28と同等で、インタフェース、回線構成、およびコネクタのピニングのための動作を仕様として定めています。 同期および非同期でのバイナリデータ送信は、両方ともRS-232に分類されます。ほとんどのパソコンはRS-232インタフェースを使用してモデムにデータ送信します。一部のプリンタもこれを使用しています。
RS-232は規格ですが、2つのRS-232機器間でシームレスな通信が期待できるとは限りません。理由は、それぞれの機器が異なる回線構成やピニングをしており、それぞれのワイヤは異なる機能を実施するために設計されていることがあるためです。
典型的なRS-232コネクタはDB25ですが、一部のパソコンとその他のデータ通信機器にはDB9コネクタが付いています。9ピンのPCポートに25ピンのコネクタのついた機器を接続するには、簡単なアダプタケーブルが必要です。最も一般的に使用されているインタフェースRS-232は、最高データ転送速度20kbpsまで、また最長距離15.2m(50フィート)までで、理想的です。
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