工業・製造業

機器の取り付け

オフィスやデータセンタ向けの機器は通常、自立型か、キャビネットやラックの19インチレールに取り付けられていますが、産業用機器は平坦な面にボルトで固定してパネルに取り付けたり、DIN レールに取り付けたりします。

DIN レールは、業界標準の金属製レールで、通常は電気筐体の内部に設置され、DIN レール用に特別に設計された小型電気機器のマウントとして機能します。これらの機器はレールにぴったりとはめ込まれ、時には止めネジが必要になることもありますが、その後配線が行われます。

ターミナルブロック、インタフェースコンバータ、メディアコンバータ スイッチ、リピータ、サージプロテクタ、PLC、ヒューズ、電源など、さまざまなデバイスを DIN レールに取り付けることができます。

標準的な DIN レールの幅は 35mm で、縁は凸凹しており、ドイツの標準化団体である Deutsche Institut für Normung によって寸法が規定されています。レールは取り付けのために切断することができ、取付部品の要件によっては、レールをアースする必要がある場合があります。

キャビネットの NEMA 定格

これらの筐体は、通常 NEMA 定格されており、保護のレベルを示します。

NEMA は数多くありますが、特に重要なものは、NEMA 3、NEMA 3R、NEMA 4、NEMA 4X、NEMA 12 です。Black Box 用語辞典 NEMA ratings for enclosures（英文）をご覧ください。