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インターフェースパワードコンバータ

インターフェースパワードコンバータ


RS-232デバイスに直接接続

インターフェースパワードコンバータは、外部電源の必要がなく、RS-232デバイスに直接接続します。これらのコンバータは、接続したRS-232デバイスの信号、一般的に送信データ(TD)、送信要求(RTS)、およびデータ端末レディ(DTR)ピンから電力を得ます。


留意すべきいくつかのこと

インターフェースパワードコンバータを使用する場合は、RS-232ポートからどのくらいの電力を得ることができ、どのくらいの電力がシステム内で消費されるかなど、留意すべき事項がいくつかあります。

  • RS-232側とRS-422/485側の両方で使用するケーブルの品質と長さは、電力の消費のしかたに影響を与えることがあります。低品質・高ゲージのケーブルは、電力損失を発生させるおそれがあるため、良質な24 AWGケーブルが推奨されています。また、RS-232は、1.8メートル(6フィート)より長く伸ばすことができ、1219.2メートル(4000フィート)標準より長く伸ばすことのできるRS-422は、ケーブルを消耗させることがあります。さらにRS-422/485ケーブル側を短めにすることを検討された方がいいかもしれません。図(右)に示すテストはすべて、304.8メートル(1000フィート)のケーブル長で実施しました。
  • 加えて、データレートは、ラインに沿い、電力の消費に影響を与えることがあります。このタイプの機器の最も一般的なデータレートは19.2 kbpsです。
  • 終端抵抗は、インターフェースパワードコンバータでは推奨されません。これらは、システムに重いDC負荷を加え、コンバータに過剰な負荷をかけるおそれがあります。
  • また、これらは多くの電力を放散するのでループバック接続をしないようにお勧めします。
  • • さらに、RS-232ポートは、限られた電力のみを供給することができるため、使用するインターフェースドライバ集積回路のタイプと出力ラインの状態を考慮しなければなりません。出力が正の電圧状態にある場合、電力の提供能力は大きくなります。.

下のチャートは、ドライバ集積回路のいくつかのタイプを比較しています。

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RS-232ドライバの比較
タイプ
RS-232ドライバの
ラインの状態 +/-条件での電圧
ドライバごとの電圧/電流(最大)利用可能な電源 (3つのドライバから)
1488 +9 V/+11 V 6.5 mA で+ 5V 98 mW
1488 -9 V/-11 V 6.5 mA で -5V 78 mW*
MAX232
チャージポンプ
+7.5 V/+8 V 5 mA で+ 5V 75 mW
MAX232
チャージポンプ
-7.5 V/-8 V 3.5 mA で -5V 42 mW*
EIA-562 +3.7 V/+5 V 1.5 mA で + 4.5V
EIA-562 -3.7 V/-5 V 1.5 mA で -4.5V

注:負の電圧を変換する場合、インターフェースパワードコンバータの電圧インバータが電力を消費します。