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ビデオ信号・データストリームの多重化と逆多重化多重化と逆多重化KVM エクステンダ設計の複雑なところは、CATx ケーブル内の4対のツイストペアで RGB(同期信号除く)ビデオと各種データストリーム(PS/2® キーボード、マウス、シリアルデータ)を多重化 / 逆多重化することです。 一般的な仕組み アナログビデオ信号の赤、緑、青(RGB)成分は、水平同期パルスや垂直同期パルス(極性は維持)と多重化され、5つのビデオ成分すべてが3対のツイストペアで伝送されます。残りのツイストペアは、キーボード、マウス、シリアルデータが独自の形式で多重化され双方向データチャネルに使用されます。 信号品質を維持し、隣接するペアと外部との間の潜在的な干渉を最小限に抑えるため、すべての信号は差動で送信されます。 エクステンダには各ビデオ信号用に広帯域アクティブバラン(平衡 / 不平衡)回路が含まれます。一方データチャネルには RS-485 やカレントループ(機器との信号のやりとりを電圧の大小ではなく、電流の大小で伝達する方法)などのシステムを使用できます。 |