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サージ vs 避雷

サージ vs 避雷


短時間の電圧上昇

サージとは、ハイパワーデバイスの電源をオンまたはオフに切り替える際に発生する、短時間の電圧上昇のことです。サージは、伝送に12ボルト以下を一般的に使用するLANおよびシリアルインターフェースを損なう高い過渡電圧を生成するおそれがあります。


アバランシェダイオード

サージ対策としては、アバランシェダイオードを使用することができます。これらは、通常、5〜16Vの範囲内の制限電圧を有し、過電圧が発生した場合、ダイオードを通じて地面に電流を逃がします。これらのダイオードは、最大1000Aの瞬間的な電流を処理することができます。


落雷

落雷は、200kAまでの電流を放電することがありますが、落雷の50%は28kA以下です。このため避雷装置は、追加的な電流処理能力を必要とします。これにはガス放電管(GDT)が使用されます。GDTは、数千アンペアを逃がすことができるものの、アバランシェダイオード(通常10nsより速い)のようには迅速に対応できないため、GDTとアバランシェダイオードを用いたハイブリッド回路が一般的に使用されています。