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遠隔モニタリング遠隔モニタリングウイルス対策を超えて
お手元のサーバーをバックアップし、ファイアウォールやウイルス対策をインストールして、最新の保護機能を維持すれば、お手元のデータセンタはほぼ自動で保護されます。 しかし、具体的な脅威についてはどうでしょうか?ラック内にホットスポットを備えているでしょうか?冷却システムがシャットダウンして、温度が制御不能なまでに上昇したら、どうやってそれに気づきますか?お手元の機器を脅かす湿度変化や水漏れについては、警報が出るようになっていますか?
これまで以上に極めて重要な機能を実行する多くのシステムがあるため、想定外の事態に対処するための計画が、重要です。これらのシステムは多くの場合、それらをサポートするための適切な環境インフラなしで展開されています。機器密度は絶えず増加しており、空調と電力に関わる多くの負荷を作り出しています。
ITリスクのトップ3
1. 環境破壊 遠隔地のダウンタイムの1番の原因である環境問題は、火災や洪水の現場に留まることなく、企業の極めて重要なインフラの30%に匹敵する範囲に影響を与えます。機器密度がそうであるように、冷却と電力が、露出と増加に対抗するキーポイントです。 2. 不要なリスク
システムが最適とは言い難い設定で内蔵されている場合、または遠隔地の監視がない場所にある場合、あらゆるエラーがダウンタイムの原因となります。しかしだれかがサーバーの側にいて面倒を見るというのは現実的ではありません。 3. サボタージュ
可能性が高いか低いかに関わりなく、テロは今、私たち1人1人があらかじめ備えなければならないものです。適切なセキュリティセーフガードの環境が整ってなければ、お手元のシステムは内側からダウンさせられるおそれがあります。 環境モニタリングシステムとは何か?
環境モニタリング製品により、ラック、サーバールーム、データセンタ内、または重要な資産を保護する必要のあるどこか他の場所の状況を積極的に監視することができます。監視できる対象としては、極端な温度、湿度、パワースパイクやサージ、水漏れ、煙、および化学物質を含みます。適切な環境モニタリングにより、きわめて重要な機器に悪影響を与えるおそれのある対象について、注意を喚起します。これらの製品はまた、人的エラー、ハッキングまたは詮索に起因する潜在的損傷について警告することが可能です。 環境モニタは、ベースユニット、プローブまたはセンサ、ネットワーク接続および統合の、3つの主要な要素で構成されています。ベースユニットは、1つまたはそれ以上の組み込みのセンサ、同様に外部のプローブを連結するためのポートを含むことができます。加えてこれらは、イーサネットポートを含み、リモート設定やグラフ作成用のソフトウェアを有しています。このソフトウェアはまた、SNMPシステムのような既存のネットワーク管理ソフトウェアで動作することもあります。
測定
環境モニタリングアプライアンスは、付属のプローブ、例えば温度、湿度、気流、ドライ接点の状況、ドア、行動探知機、およびその他のセンサで測定した値を表示します。 データ収集とグラフ作成
測定は、定期的に内部メモリや外部記憶媒体に格納され、グラフとして表示されます。 警告
測定値が所定の閾値を超えた場合、フロントパネル上で点灯するLED、警報音、SNMPトラップ、電子メールなどのアラートが作動します。環境監視アプライアンスはまた、サイレンやストロボ光などの外部アラームシステムを作動させることができます。 環境モニタリングの利点
環境・セキュリティ監視システムは、下記を含む様々な用途に使用することができます。
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