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HDBaseT

HDBaseT

HDBaseT は、非圧縮 HD マルチメディアコンテンツ配信の接続規格です。HDBaseT 技術は、1本の LAN ケーブルで、フルHD デジタルビデオ、オーディオ、100BaseT イーサネット、電源、各種制御信号を収束し伝送します。これは 5Play™ と呼ばれ、現在の標準よりも優れた HDBaseT 技術を規定する機能セットです。

HDBaseT は、デバイスのネットワークや単一のデバイス(ポイントツーポイント)に フルHD / 3D や 2K / 4K の非圧縮ビデオを提供しています。HDBaseT は、EPG、家電制御(CEC)、EDID、HDCP を含むすべての主要な HDMI 1.4 の機能をサポートしています。独自のビデオコーディング方式は、遅延無しで最高のビデオ品質を保証します。

オーディオ
ビデオと同じように、HDBaseT オーディオは HDMI チップセットから転送されます。ドルビーデジタル、DTS、ドルビー TrueHD、DTS-HD マスターオーディオなど、すべての標準フォーマットがサポートされています。

イーサネット
HDBaseT は、100Mb のイーサネットをサポートし、テレビ、サウンドシステム、コンピュータ、その他を含む電子機器間での通信を可能にします。イーサネットは、ビデオや音楽のストリーミングといった、保存されたマルチメディアコンテンツへのアクセスを可能にします。

制御
HDBaseT の幅広い制御オプションには CEC、RS-232、赤外線(IR)があります。IP 制御は、イーサネット チャネルのサポートを通して可能になります。

電源
ビデオ、オーディオ、イーサネット、制御が可能なケーブルは、直流電力を 100W まで提供できます。ユーザは機器を、電力供給源の近くだけでなく、好きなところに自由に配置できるようになります。

HDBaseT アーキテクチャ
HDBaseT は、ソースからディスプレイへ、ビデオ、オーディオ、イーサネット、制御を送りますが、ディスプレイからソース(イーサネットや制御データ)へは 100Mb のデータのみ転送します。この HDBaseT の非対称性は、デジタル信号処理(DSP)エンジンとアプリケーション フロントエンド(AFE)アーキテクチャに基づいています。

HDBaseT は、パルス振幅変調(PAM)技術の独自のバージョンを使用しています。この技術では、デジタルデータは、異なるレベルのDC電圧を高速で使用するコーディングスキームとして表されます。 この特殊なコーディングは、ほとんどの帯域幅を消費するビデオコンテンツの保護オーバーヘッドを買う必要なく、いくつかのデータタイプに優れた転送品質を提供します。 HDBaseT PAM 技術は、ケーブルの電気的特性が性能に影響を与えることなく、5play 機能セットを 100m の CATケーブル1本で維持できるようにします。