強固な10/100BASE-Tネットワークの構築に最適
超小型かつプラグ・アンド・プレイ接続可能な同コンバータを使うことで、過酷な環境下でもCAT5ツイストペア線ケーブルから光ファイバ・ケーブルへの信号変換が可能です。 本製品は、ミニ・メディアコンバータに搭載されている全機能を装備するだけでなく、より過酷な使用にも耐え得る工場環境用製品として設計されています。 同コンバータは、DINレールにも取り付け可能です。 IEEE 802.3af PoE(Power over Ethernet)規格に準拠するため、ツイストペア線から電源供給を受けることができるほか、その他複数の電源供給方法の利用も可能です。 5種類の電源供給方法を提供 同コンバータの電源供給には、ACアダプタや端子台への5~-50VDCの供給、USB電源アダプタ・ケーブル(PCのUSBポートに接続)、PoE機能など5種類の電源供給手段を利用する方法があります。 さらに複数の電源供給方法を同時に利用することも可能です。 これにより最大限の冗長性を実現するだけでなく、ミッション・クリティカルなアプリケーションの動作を確実に維持できます。 例えば、PoE対応の電源装置(PSE)に同コンバータを接続し、同時にACアダプタや、DC端子台用電源、USBバス電源からも電源供給を受けることもできます。 したがって、どれかひとつの電源供給元に障害が発生したとしても、コンバータはその他の供給元から電源供給を受けられるため、コンバータの動作が止まることはありません。 また、PSE対応LANスイッチを無停電電源(UPS)に接続すれば、PSE対応LANスイッチに接続されたメディアコンバータも常時電源供給を受けることができます。 同コンバータは、同梱のDINレール用止め金具を使うことで、DINレール上に取り付けられます。 複数台の工場環境用マルチパワー・メディアコンバータをDINレールに取り付ける場合は、DC電源を1台用意すれば、規定の電流容量以内までカスケード接続ができます。 長距離接続が可能 本製品は、マルチモードまたはシングルモードのデュプレックス(2線)式光ファイバ・ケーブル対応モデルと、シングルモードの単芯光ファイバ・ケーブル対応モデルを用意しています。 長距離伝送には、シングルモード対応モデルをご注文ください。伝送対応距離は機種によって異なりますが、20km、40km、60km、80kmの4種類に対応しています。 |