DKM エクステンダの設定はとてもフレキシブルで、幅広い組み合わせが可能なので、特定のシステム用に、カスタマイズが簡単です。
DKM モジュラ KVM エクステンダは、2、4、6、21 スロットのモジュラ ハウジング シャーシ、標準リンク モジュール、および周辺機器のニーズに合わせたアップグレード モジュールで構成されています。特別なコンバータ モジュールは、アナログビデオ入力フォーマットと DVI 出力のためのビデオ変換、または DKM エクステンダ ハウジングに組み込まれた 8 ポート DKM FXC 切替 モジュールにより、さらにスペースを節約することができます。 標準 リンク モジュール このページに掲載されているモジュール製品は、それぞれが DKM FC/FXC マトリックススイッチに切替接続できるよう、ポイントツーポイント(1対1)で正確に、延長先の遠隔端末にケーブル接続することができます。各モジュラ DKM エクステンダハウジングには、最低でも ベーシックリンクモジュールが 1つ備わっている必要があります。 距離と帯域幅の要件に応じて、CATx、1 Gbps のファイバ、または 2.5 Gbps の高速ファイバから選択します。CATx は 140m までのより短い距離に理想的で、ファイバモジュールはマルチモード(<1km)とシングルモード(<10km)ファイバの両方で動作します。 2.5Gbps の高速モジュールは、要求の厳しいビデオ用途に最適です。 標準リンクモジュールは、シングルリンク DVI-D、VGA 入力および DVI-D 出力付きの DVI-I、または HDMI ビデオと USB HID で利用できます。デュアルリンク DVI-D モジュールはまもなく最大 2560 x 1600 のデュアルリンク DVI-D チャンネルまたは最大 1920 x 1200 の 2つのシングルリンク DVI-D チャンネルを提供するポートフォリオができる予定です。 特別機能モジュールにより、柔軟性がさらに向上します。 DVI-D スプリッタモジュールは、1つのソースを 2つの異なるモニタに表示する必要がある冗長ビデオリンクまたはアプリケーションに最適です。 HDMI リンク モジュールは、コンピュータ制御用のトランスミッタでのローカルアクセス、またはローカル PC を接続するレシーバ側での統合 KVM スイッチで利用できます。純粋な HD ビデオ配信の場合は、キーボード/マウスをサポートしない HDMI のみのモジュールを選択してください。 最後に、広帯域幅の USB2.0 延長には、480Mbps のトランスペアレント USB2.0 伝送を可能にする 4ポート USB2.0 リンク モジュールを選択してください。 DKM モジュラ エクステンダ DKM モジュラ ハウジングは、2、4、6つのモジュール用のデスクトップ シャーシか、21モジュールの 19" ラックマウント シャーシを使用します。休みなく稼働しなければならない用途で、ハウジング全製品が冗長電源で利用可能です。産業用の DC 電源も供給できます。コンピュータ側にトランスミッタ モジュール付きのハウジングを1つと、ユーザステーションに対応するレシーバ モジュール付きのハウジングを1つ選択してください。デスクトップ ハウジングは、DINレール、壁、テーブルの下、19" ラックにオプション キットで取り付けることができます。 標準リンク モジュールは、遠隔の端末にケーブルで接続します。各ハウジングには最低これらのモジュールのうちの 1つが装備されている必要があります。 アップグレード モジュールは、標準リンク モジュールからケーブル接続を介して信号を伝送し、インフラのニーズを軽減します。 USB HID、PS / 2、36 Mbps の内蔵 USB2.0、シリアル RS-232 または RS-422、双方向アナログオーディオ、一方向または双方向のデジタルオーディオなど、さまざまな周辺機器インタフェースを提供します。用途に合わせてオプションを組み合わせてください。 DKM コンバータ モジュールは、コンポーネントやコンポジットビデオのようなアナログビデオ形式や、EGA、CGA、MDA といった工業ビデオ形式を統合します。さらに、SDI、HD-SDI、3G-SDI オプションもあります。このモジュールはこれらの信号を、減退なしで長距離送信できるデジタル DVI-D 信号に変換します。 新しい DKM FXC 切替モジュールでスペースが節約できます。このモジュールで、DKM FXC CATx 8 ポートマトリックススイッチ (ACXC08) のあらゆる機能が利用でき、DKM エクステンダ シャーシの 2スロットのみを占有する非常にコンパクトな設計です。 DKMエクステンダは、ポイントツーポイント拡張ソリューションとして機能するか、DKM、DKM FX / FXC KVMスイッチと組み合わせて、スケーラブルで柔軟な KVM 切替マトリクスを構築することができます。 ページ右上にある DKM 設定ツールを使い、簡単にニーズに合った KVM エクステンダを設定することができます。PDF 形式で配信しますので、手軽に見積依頼やご注文、ファイリングにもお使いください。 |