他の手動スイッチ同様、切替部の経年変化が少なく、摺動抵抗も低い切替ユニットを心臓部に使い、25,000 回の切替動作にも耐えられる設計となっています。
一般的な半導体接点は導通抵抗もある上に、速度が制約されてしまい、信号の方向性も決められてしまいますが、機械接点であればそういった制約は一切ありません。電力も不要であり停電時の回線保持も約束されます。 また PC などを使わなくても接続先が一目で確認できることも、いざという時の安心事項のひとつです。機械接点の良さとして信号方向を指定限定しませんので、1 対 2 切替でも 2 対 1 切替にも対応できます。1000BASE-T 仕様を満たすこの製品はコネクタ、内部配線、スイッチユニットの仕様変更で 1000Mbps の帯域が保証できるように設計されています。 1 系統の LAN を 2 台の端末機器で切替えることができ、セキュリティ保持やハブのポート数不足の解決、未使用端末の切り離しによるネットワーク トラフィックの低下に効果を発揮します。また逆に、2 つの LAN で 1 台の端末機器で切替えて使うことで、端末機器数を節約、LAN に接続することもできます。 |