Power over Ethernet(PoE)は、米国電気電子学会(IEEE)の規格で定められた技術で、イーサネット ネットワークで利用する標準ツイストペアケーブル 1 本でデータと電力の両方を伝送することができます。電源の供給が困難な場所でも心配なく、IP 監視カメラやワイヤレス アクセスポイント、IP 電話機といったワット数の低いネットワーク機器に電力を供給できるので、産業向けに非常に便利です。PoE を使うことで、電源を追加する必要がなくなります。
今日の企業環境における通信インフラの課題は、ますます複雑で大きくなってきています。管理しやすく、コストが抑えられるので、企業ではさまざまな用途で PoE 技術が採用されています。Wi-Fi ネットワークの延長や IP 監視カメラ、VoIP システムを
容易に設置でき、これらのプロセスが自動化されることで IT 部門の負担が軽減され、他の業務に集中して取り組めるようになります。