VGA、DVI、ビデオ、SDIからDVI-Dへのコンバータで、さまざま種類のアナログビデオやDVI-Iビデオを、シングルリンクのDVI-Dディスプレイに出力するため、変換・調整することができます。
放送のプロが使用するレベルのプラグ&プレイコンバータで、新旧のビデオ機器が混在する環境での使用に最適です。放送会社、映画会社、ビデオ制作会社、またこれらの会社の一部門などが、これにあたるでしょう。
古いビデオグラフィックカードを使用するPC CPUなどの機器、あるいはアナログビデオ出力しかないビデオ機器に、たいへん有効です。また、さらなる長所として、ビデオソースのビデオカードから来るアナログ信号を、デジタル専用DVIディスプレイで選択可能なサイズに調整することができます。
このコンバータには、高級なSDIカメラやHD-SDI (720pまで) デバイスにつなげるため、BNC同軸コネクタがあり、コンポーネント (YPbPr) ビデオ、S-ビデオ、コンポジットビデオ入力用のコネクタも付いています。古いDVDプレイヤーにも、レガシーなビデオ録画機器にも、この柔軟なコンバータが使用できます。
使用方法
VGA、DVI、ビデオ、SDIからDVI-Dへのコンバータは、受信信号をデジタル化し内部ビデオメモリに保存します。これは、互換性のある形式でビデオを表示するまえに行われる手続です。コンバータの内部表には160種類以上のビデオ形式が事前設定されており、これにより、ソースからディスプレイへのコミュニケーションを最適化するためのDDCを調整することができます。
入力信号がこれらの形式の1つに適合する場合、コンバータがその信号を自動的に検知し、映像が表示されます。また、入力信号の形式が不分明な場合も、最適なビデオモードを手動で選択することができます。
お手元の入力信号向けに映像設定を最適化することは簡単です。同梱のIRリモコンを使って、画面上のディスプレイ (OSD) メニューの解像度制御とビデオ修正ツールにナビゲートするだけです。色、ピクセルフェーズ、アスペクト率、およびその他の設定を調整して、映像の最大容量が自動的に得られるように設定してください。また、標準外でサポートされていないビデオモードを手動でお選びいただけます。
VGAアダプタケーブルなしでDVI入力を使用して、DVI-Iデバイスを取り付け、デジタルビデオをDVI-Dディスプレイに出力できるように調整することもできます。
ディスプレイの変換形式が複数ある規模の大きいビデオシステムには、19インチラックマウントキット (ACS2209A-RMK) をご提案しています。これは1UのスペースにACS412Aを最大で4台まで収納することができます。また、弊社の縦型DINレールマウントオプション (DRMVACU-S) についてもお尋ねください。
最大出力解像度 —1920 x 1200 at 60 Hz
インターフェース — 入力:
(1) DVI-I F (VGAケーブル付属),
(3) RCA F (YPbPr コンポーネント または [3] コンポジット),
(1) mini DIN F (S-ビデオ),
(1) BNC F (HD-SDI),
(1) BNC F (コンポジット);
出力: (1) DVI-D F;
Upgrade ポート: (1) mini-USB
電源 — 入力: 100–240 VAC, 50–60 Hz; 出力: 5 VDC
寸法 — 4.3 x 14.3 x 10.3 cm (1.7"H X 5.6"W x 4"D)
重量 — 0.4 kg (0.9 lb.)